2018年 04月 15日
それが「ぼくの愛」(大切な「あなたを想って」)

生まれて
こころ覚えて
泣いた
こころ無垢で
泣いた
生きて
こころ覚えて
嬉しかった
あの頃の
あなたのこころ
あなたは
こころ寂しいから
ともだち作って
そして大切な人と
こころ通わせて
だけど
なぜだか悲しくなって
ひとり叫ぶ
誰かに
こころ聴いてほしくて
いつも
縮こまっていた
こころひとりの
あなたを
抱きしめたくて
温もりは
じっとしたまま
優しさは黙ったまま
抱きしめるあなたを
それが「ぼくの愛」
詩:木村永遠
第12回フォトポエム展「ヒノチカラ」より
ご訪問ありがとうございました
2018年 04月 15日
龍が逃げた

封印を破り 丑三つ時
山から 龍が逃げた
その昔 姫を失した後世
人里を脅かす 暴れ龍と化し
困り果てた人々
山中に 巨岩を投じ 封印した
祀りのヤマ
子々孫々口伝するも
いつしか途絶え 風化
龍が逃げた
海人族ゆかり
船造りで栄えた地を抜け
島へ渡り
14日イシの日に岩屋山
巨石数体へ参る
龍が逃げた
約束の地は何処だ
妹の姫の化身が散る頃
姉の姫が目覚め始める
姫は岩
ツチであり
チツであり
秩序ありて
草花木生き物を育てる
今の今まで
此の姫を蔑ろに
してはいなかったか
龍が逃げた

↑は尾道市の巨石。
時事を元にポエム化しました。
ご訪問ありがとうございました

2018年 04月 13日
花はさかりに

ひらひらを纏われ
一段と 華やぎを増し
春に祀られし乙女たち
合図と共に始まる

天への奉納の舞い
その匂いに導かれ
蟲たちが さざめき合う
歓喜の鳴き声
しだいに 意識は遠のき

手探りの交歓

核心に触れたくて
何層もかき分けて
探り
やっと 辿り着く

境地が ある
外側のひらひらとは違う
もうひとつの
深くおぞましい姿
真ん中に
呑みこまれてゆく
花はさかりに
ハルノマツリ
蟲たちの渡り
次から次
入り乱れ
花はさかりに

ロケ地:大分市・佐野植物公園
牡丹桜って ぽわんぽわんで
ほんと女の子って感じ。
眺めていると
くらくら良い気分になります♡
(オッサン化します・笑)
ご訪問ありがとうございます
2018年 04月 12日
震えながらの小さな灯

自然の災い
何時なにが起こるか分からぬ世で
わきあがる 不安や恐怖は
生きたいという
消されたくない小さな灯
こんな世の中 でも
こんな世の中 なのに
生きたい んだな
助かり たい んだな
ああ・・・・
震えながらの小さな灯を
抱きしめてあげよう
わたしが わたしに ね
by三恵

自然に癒されるけど
時々怖さを見せつけられる・・・・
たまに どこどこで何かが起こるかもと
妙な予言めいた情報が出回るけど
あれは 発信者の個人的な漠然とした
さとられたくない不安を
ここぞとばかりに便乗 垂れ流しているだけ
なんだよね・・・・
わが庭の小さな春に
心がほころびます

ご訪問ありがとうございます

2018年 04月 10日
そして

探し求めていた神社にやっと到達
青い鳥居に参拝
向かいの緑の鳥居にも参拝
御手洗(みたらい)で清め
摂社を巡り神意を汲む
祀っている神々は二社とも似たような
ものだと思いつつ
意志を固め本殿で賽銭を奉納し祈願する・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
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そして 明太子おにぎり
詩:三恵
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「言葉と詩の会」で添削を受け
修正した詩。現代詩っぽいと評価☆
この日のお題は
「そして」が最初か最後に来ること。
神社からアングラな話←けっこう皆好きですね

で盛り上がった。
面白かったのが「玉葱」が人間的だということ。
皮を剥くとつややかな白い肌。
包丁で刻むと
汁が出る。
涙も出る。
たしかに妄想が広がります

ご訪問ありがとうございました

2018年 04月 09日
詩と音楽と

昼は 詩の勉強会
「言葉と詩の会」で有意義で
楽しい時間を

(会場はライフパル)
夜は ライブ観戦と・・・・・
※国東から2バンド出演。パワーもらった☆

良い人たちばかりの良い渦に巻きこまれ
上質で贅沢な時間を
過ごさせていただきました。
シメは かんたん港園内のカフェ
『バレンタイン』(上画像)にて。

・・・・・と ただの日記 になってしまいました

ロケ地:大分市・かんたん港園
「ブリック・ブロック」「バレンタイン」
ご訪問ありがとうございます

2018年 04月 06日
傘の中に、入って。

傘の中に、入って。・・・・・・・・
みんな・・・・・・・・・・・・・・
日本に住んでいるみんなは・・・・・
いっしょだよ。・・・・・・・・・・
左からおそう雨にぬれないように・・
みんな・・・・・・・・・・・・・・
右に寄って。・・・・・・・・・・・
ひとりひとりの肩がまんまるになって
ひとつになろう ね。・・・・・・・
詩:木村永遠・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ひさしぶりの雨。そして寒かった。
そういえば
これが4月の標準的気候なんだよね
ご訪問ありがとうございます
2018年 04月 02日
安らぎと儚さと

あなたのその変わらぬ所作は
わたしの安らぎ だった
それが わたしを
支えていたように想う
そんな時間が ずっと続いて
いくのだと想っていたのに・・・
時は とどまることを
ゆるしてはくれないようで

塗り変えていく季節のなかで
わたしだけが
とり残されているかのよう
いいえ
自分でも気づかないくらい
わたしも
ゆっくりとは
流れているかもしれないが

それぞれの 景色が
新しく塗り変って
またきっと
美しいハーモニーを
奏でていくのだろう
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
新年度だったり 卒業の季節です。
“今まで通り“の安心感って
なくなりそうになってから分かるもので
切なくもあります。
ご訪問ありがとうございました

2018年 04月 01日
戸惑いながら慣れていこうか

憂う
前倒しの五月病のようで

春の風の ここちよさに
慣れなくて戸惑う

さむい冬を
どうやって泣かないで過ごすか
張りつめていたんだよ
あんなに春を
待ち望んでいたのに
いざとなったら
ゆるい空気 ゆるむこと
すなおに
ここちよいことを
受け入れられなくて
戸惑う

しあわせは
自らつくるもので
さむいのを温かくする工夫を
考えるものかもしれないけど

ありのままの空気にゆだねてみること
慣れないけど
少しずつ
慣れていこうか

poem by mie
所属する会の 会報に掲載された詩より
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4月になりました。
何だかもう初夏のよう・・・・・
桜も散りはじめたし
ほんとに 前倒しの五月みたいで
心と体がついてゆけず戸惑います
ムリせずにゆっくりいこう
ご訪問ありがとうございました
2018年 03月 31日
ありがとうございました。
読者の皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
多くの方に投稿記事が読まれたことが嬉しいです。
エキサイト20周年企画
エキサイトブログ「人生における3つの坂」に
応募&投稿し参加賞として
「西本喜美子さんオリジナルクリアファイル」と
「オリジナル手ぬぐい」をいただきました。
ありがとうございました

これからも精進していきます。
その記事はコチラ↓↓
三つの坂「不器用な憧れ」他

ご訪問ありがとうございました